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海外移住ブーム 中共の崩壊間近?

2011年11月30日

【新唐人日本2011年12月1日付ニュース】中国企業がアイスランドで土地の購入を試みましたが、失敗。最近、中国の富豪が相次ぎ海外に移住または資産を移しています。この現象は何を物語っているのでしょうか。

評論家 趙培さん
「中国では権力と金銭は交換でき、権力イコール金銭です。中国の大手民間企業はみな背景があり、「華為技術」の背景には中国軍があります。1億元以上の資産を持つ富豪の91%は官僚の子弟です。2008年の資産億元以上の富豪3220人中、2932人は官僚の子弟でした。中国富豪の移民ブームはずばり共産党高官の集団脱出なのです。政治局入りに野心を見せている、薄熙来の息子でさえニューヨークに来ています。中国で盛んでいる「裸官」(注1)現象も、この「脱出現象」の深刻さを物語っています。

官僚の大陸脱出は共産党崩壊のための準備なのです。最近の大量脱出から政権崩壊は目に見えています。中共官僚の脱出手段には色々あります。海外移住 子女の留学 外国への投資、海外視察などが挙げられます。香港や外国で登録した中国資本が中国に投資していますが、彼らも外資企業の撤退の形で脱出するでしょう。

中共内部の各派閥の脱出先はそれぞれです。2005年 羅乾はアルゼンチン訪問の際、現金で鉱山を購入しました。カナダのバンクーバー 、米国のロサンゼルスやサンフランシスコなどにも、中共の各派閥の勢力が浸透しています。

中共の脱出は中国の民衆だけでなく、中下部の幹部にも伏せています。通常は腐敗問題で覆い隠し 脱出します。一旦 中共が崩壊した場合、逃げ遅れた共産党幹部は庶民の鬱憤晴らしの対象になるでしょう」

注1:「裸官」とは、自分の権力を利用して、妻子を海外に移住させ、自分自身は国内に残り、職権を利用して蓄財する共産党幹部のことを指す。


 

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